投資でセミリタイアに達成するための2つの方向性 ~リスクをとって最短距離を駆ける~
こんにちは、ユウスケです。
自分は、不動産・株式への投資で38歳の時にセミリタイアしたのですが、最近「自分もセミリタイアしたい。投資でセミリタイアを目指すにはどうしたらよいか」という質問を結構受けるようになりました。
そこで、自分も実践した「セミリタイアを目指すための投資手法」について考えてみたいと思います。
目次
投資でセミリタイアを目指すための2つの方向性
資産増大の仕組みから考える
資産が増える仕組みを整理すると、以下の式に集約されます。
資産の増加 = 投資リターン × 投下資金量
「いくらお金を投資できるか」「どれくらいの運用利回りを上げられるか」のシンプルな掛け算ですね。
そのため、資産を圧倒的に増やしていくには、どちらかの変数を大きく伸ばすことが基本線になります。
- 資産価値が爆発的に伸びる可能性がある資産への投資
- 投資金額を爆発的に膨らませることができる投資
具体的な投資対象
自分が実践したのは、次の2種類です。
- 資産価値が爆発的に伸びる可能性がある資産への投資 ⇒ 中小型の成長株への中~長期投資
- 投資金額を爆発的に膨らませることができる投資 ⇒ 融資を活用した不動産投資
1.中小型の成長株への中~長期投資
株式価格は、基本的に「会社の利益」と「投資家からの人気」で決まります。
式で表すと次の通りになります。
株価=EPS(1株当たりの利益)×PER(株価収益率)
会社の利益が伸びていく企業に投資をしていけば、理論上株価も伸びます。
そこで、大きく利益を伸ばしている中小型成長株に投資し、数年単位で資産の大きな成長を狙う手法です。
こういった企業の中には、身近にある企業も少なくありません。
投資家として必要な経済・経営の感覚も身につくのでおすすめです。
ここで、多くの「億り人」を輩出した銘柄、自分が投資していた銘柄をご紹介します。
アークランドサービスホールディングス(株)
いわゆる「かつや」の運営会社です。「自分の家のそばに新しくできた。おいしい」をきっかけに、多くの個人投資家に多大な利益をもたらした銘柄です。
こういった身近にある変化に気付いて富を得た例としては、「ニトリ」なども挙げられます。
モノタロウ
最近までは「げ~んばの味方、モノタロウ」というCMも流れていましたが、モノづくりの現場向けのネット通販業者です。
ものすごい地味なビジネスモデルですが、株価は数十倍になっています。
自分は、2011年~2013年に保有していました。
株価でいうと、100円位で買って300円位で売却しました。その後の株価推移をみると・・・、さらに10倍位になりました。
吐きそうになりながら、株価の上昇を眺めていました。
日々、勉強ですね。
北の達人コーポレーション
こちらは、自分の地元である北海道に本社があるということがきっかけで知りました。
「カイテキオリゴ」などの健康食品を作っている企業なのですが、ものすごい利益成長しており、投資することにしました。
50円位で買って、150円で売却。
その後は・・・、売値の6倍くらいまで株価が伸び、2017年に最も株価が上がった銘柄となりました。
吐きそうになりながら、株価の上昇を眺めていました。
日々、勉強ですね。(2回目)
システムディ
この銘柄は、2015年から2018年まで保有していました。
こちらだけ、保有時のデータが残っていましたので、参考までに。
大体、400円前後で購入して800円台で売却しています。
売却したお金は、現在建築中の新築物件の頭金などの不動産投資にまわされています。
ちなみに現在の株価は・・・、売値からさらに上昇していますね。
72.600株保有していたので、株式だけで「億り人」になっていたかもしれません。
ブログを書きながら、吐きそうになりました。(3回目)
日々、勉強ですね。
まさに、こういうのを「たられば」というのですが、取得金額2,889万円だったものが直近高値で約8千万円(含み益約5千万円)まで上昇しているという破壊力は感じていただけたのではないのでしょうか。
購入株数が「10分の1」の300万円だったとしても、時価で800万円弱まで上昇したことになり、不動産の頭金として活用するなど、ファイナンシャルフリーへの土台を固めるに十分な投資となったはずです。
2.融資を活用できる資産:不動産投資
下の写真は、自分の保有物件の一つです。
こちらは、融資を活用して投資資金を極大化させて、資産拡大スピードを加速させるパターンです。
頭金(自己資金)1千万、融資9千万円で1億円の物件を買った場合を想定します。
不動産利回りが10%あれば、表面上の収入は1千万円となり、経費支出・融資返済後に300万円の収入があれば、自己資金に対する利回りは30%となります。
年間300万円の手残りを生む物件を複数確保すればセミリタイアに近づく、という手法ですね。
リスクは当然ある。「セミリタイア」という目的から投資手法を逆算
自分の考えです。
メイン収入を補完するための積立投資などは、当然有効な手段でより確実性が高いです。
しかし、普通のサラリーマンがセミリタイアにたどり着くのは極めて難しいです。
ここではあくまで「セミリタイア」を目的としており、投資手法は「投資目的」からおのずと導き出されます。大きなリターンを求めるのですから、当然リスクと向き合う必要があることは認識すべきです。
ただし、上記の手法は、リスクがある中でも過去に成功者を多く輩出しており、再現性が比較的高い方法であると感じています。自分もこの2手法をベースに資産を形成して今にいたっています。
そのため、勉強に時間を割くに足る分野ではないかと考えています。
投資だけではなく、家計の「収入・支出」の全体構造から戦略を考えよう
以前にもお話ししましたが、投資余力は家計の「収入ー支出」から生まれます。
家計全体の方針を決めずに投資を行ってしまうと、教育資金を確保するために「売却すべきではないタイミングで」売却しなくてはいけなくなるなど、投資のパフォーマンスを悪化させます。ライフイベントによる想定外の投資放棄とならないよう、あらかじめ家計の全体戦略もあわせて考えておくのがおすすめです。
以下の記事も参考にしてみてください。